ご挨拶
院長 吉田 正太
はじめまして、院長の吉田 正太です。この度は当院のホームページを閲覧頂きまして誠にありがとうございます。まず、私がどのような人間なのか、またどのような組織運営を目指しているのかが分からないと興味をもって頂けないと思いますのでその点をお話させてください。
まず自己紹介ですが、もともと出身は奈良県磯城郡の田原本町で育ちました。開院したこのイオンモール橿原も学生のころから買い物などお世話になっていました。高校は橿原高校と、特に進学校というわけではない高校生活を送りましたがふと医療ドラマの医師像にあこがれるという若干子供じみた理由で医者を目指し、苦節4年間の浪人の末に大阪公立大学医学部に入学できました。もともと外科医にあこがれており、また脳の領域は顕微鏡を用いた直達手術やカテーテル治療を含め様々な治療を行えることからやりがいを感じ脳神経外科を志すことになりました。
その後、京都大学脳神経外科医局に入局させていただき、外科医としての歩み自体は特に問題なかったのですが、想像以上に脳の病気自体が患者さんへ重度の後遺症をもたらしてしまうことに心が痛む場面が多く積み重なってきました。もちろん外科医として治療介入を行い劇的に元気になられ方もいらっしゃったのですが、全体でみるとそのような方は少なく、むしろ外科的治療適応がなくどうしようもない場合や、あくまで形式上の救命のためだけの手術加療も多く現実の医療の現場に無力感を感じるようになりました。そのようなときに、ちょうどイオンモール橿原で増床計画が進行しクリニックモールの開設を検討しているお話を頂き、思い切って開業することになりました。実際に医療の現場で働いている方は実感する場面も多くあると思うのですが、正直なところ脳の領域ではまず病気になることを防ぐことが最も大事だと思います。現実は医療ドラマのように病気なった皆さんが元気に退院していくわけではありません。そもそも病気になること自体を少なくし、後遺症をもってしまうのを未然に防ぐことで患者さんだけでなく、その家族、ひいては社会全体に大きなメリットをもたらすと本気で考えています。昨今の医療含めた情勢はきびしく少子高齢化が進むことで社会保障費が増大し社会全体が限界を迎えつつあると感じます。1人でも多くの患者さんの脳の病気を未然に防ぎ、それにより社会全体にも貢献ができればと考えています。
当院の理念
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Mission「当院が存在する意義」
一人でも多くの人を健やかに。我々と関わる患者さまのみならず、その周囲の多くの人々に健やかな人生を歩んで頂く -
Vision「目指すべきあり方」
地域のみならずより多くの患者さまが通いたいと思える医院を目指す -
Value「当院の価値とするもの」
・利便性
・合理性の追求
・変化することを嫌わない
というわけで長くなりましたがさらに当院の理念について語らせていただきます。
ご挨拶の部分でも一部述べましたとおり、私の社会的使命は一人でも多くの患者さま、その家族、さらにはそれにかかわる社会の人々までも健やかに過ごしていただけるようにすることだと考えています。
そのためにはまず便利なクリニック(利便性)でなければならないと考えます。
便利でなければ患者さまが通院したいと思えないからです。
そのためにはまず立地、イオンモールに開院しましたのもここであれば皆様が通いたいと思っていただけるのではないかと考えたからです。クリニックの通院に最も不満が生じてしまうのは待ち時間です。周りに何もないところで診察が数時間待ちとかだと、貴重な時間が無駄になり、患者様の不満が募ってしまうことも当然のことです。しかし、医療において不測の診察や検査が発生してしまうのは性質上避けられず、どうしても大なり小なり待ち時間が発生していまいます。その待ち時間の苦痛を緩和するためにはどうしたらよいかと考えたところ、周りに待ち時間を潰せる場所があるところに開業するのがよいという結論に至りました。また周辺の地域のみならず。いろいろな方々の相談に乗るためにオンライン診療を駆使したり、事前のオンライン予約や電子による問診システムなど医療DX化を進めて便利な医院を目指していきたいと考えています。
また、時代は刻一刻と変化していきます。ここ10数年でご高齢の方々もスマートフォンを当然のように利用されています。最近ではAIの分野の発展も目覚ましいです。医療の分野だけあぐらをかいて時代の進歩についていけないようではただの怠慢だと思います。もちろん医学的知識についてもそうです。外科医として手術については引退となってしまいましたが、知識のupdateを怠ることなく時代に取り残されることなく良い意味での変化、進化を続ける人間、組織であり続けたいと考えています。
略歴
2015年 | 大阪市立大学医学部 卒業 |
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2015年 | 馬場記念病院 初期研修医 |
2017年 | 京都大学医学部附属病院脳神経外科 |
2018年 | 大阪赤十字病院脳神経外科 大津市民病院脳神経外科 |
2019年 | 静岡県立総合病院脳神経外科 静岡県立こども病院脳神経外科 |
2020年 | 静岡県立総合病院脳神経外科 |
2022年 | 天理よろづ相談所病院脳神経外科 |
2025年 | 橿原脳神経外科クリニック開業予定 |
資格
- 医師免許
- 脳神経外科専門医
- 脳神経血管内治療専門医
- 脳卒中専門医
所属学会
- 日本脳神経外科学会
- 日本脳卒中学会
- 日本脊髄外科学会
- 日本脳神経血管内治療学会
- 日本頭痛学会
- 日本認知症学会
- 日本抗加齢学会